掛布雅之氏 現役時代に素手でバットを握ったのはあの選手のマネ「あこがれて僕も薬指にばんそうこうを…」

[ 2023年3月3日 14:05 ]

球児たちを指導する掛布氏(撮影・大森 寛明)
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 阪神OBの掛布雅之氏(67=野球解説者)が2日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。素手でバットを握っていた理由を明かした。

 現役時代に、手袋を使わずに素手でバットを握っていたことを聞かれた掛布氏は「王さんもしてなかったんですよ。王さんも薬指に巻いてあるテープですよね、ばんそうこうのような白い。それにあこがれまして、僕もあえて薬指にばんそうこうを巻いて打ちたいなって」と、王貞治氏のマネだったことを告白。そして、マネをしてみたところ「素振りしてるとそこにマメができるんだって気付くんですよ。あっここに力が入るんだと。だから王さんも一緒だな、みたいな」と気付いたという。

 また、打席でのルーティンを実演してみせ、「いろいろ触るんですよ」と、ユニホームのズボンをつまんで、たくし上げる動作した後、バットを回して先端を投手方向に向け「なんでバットを回したりするかっていうと、バットを物差しのようにして右の方をちゃんと投手に向けるんですよ。打とう打とうと思うと力が入って前に突っこんでいくんですよそうすると内の球が見えなくなる。だから右の方を投手に合わせるために回すんです」と説明。さらに「それで2ステップでね。それは早めに始動して準備した方がいろんなボールに対応できる。当時はダメだダメだって解説者に言われてたんですけど、今は多いですよね。それで弓矢を張るように(バットの)トップをつくって振る」と、自身の打撃を熱く解説した。

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