ビートきよし 議論進むLGBT法に「これがまかり通ったら心が女と言えば…」と指摘「差別と区別は違う」

[ 2023年3月3日 14:54 ]

お笑い芸人のビートきよし
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 お笑い芸人のビートきよし(73)が3日、自身のツイッターを更新。LGBT法にまつわり「差別と区別は違うだろう?」と投げかけた。

 LGBT理解増進法に関しては、ゲイを公言しているタレントで整体師の楽しんごが自身のSNSで「全国の旅館・温泉組合・銭湯・旅行会社の経営者や責任者はLGBT法反対を表明すべき。自分の会社の存続が危うくなる事を理解し抗議せよ。表立って批判するのが難しいなら地元の自民議員に陳情の電話をすればよい。男女別更衣室や部屋のある全ての企業が危機感を持て。ボケーとしてると潰れる」と訴え、「ゲイだけどLGBT法案は絶対にダメ。ダメ絶対!大変な事になる心は女じゃねーよ!アホ!#lgbt法案」と強い反対の意向を示している。

 きよしは楽しんごの主張をまとめた記事を引用し、「これがまかり通ったら心が女と言えば俺も女風呂入れるってことだよね」と指摘。「差別と区別は違うだろう?」と投げかけ、「最近は訳わからんことばっかりだ」と自身の考えをツイートした。

 LGBT法とは、自民党の性的指向・性自認に関する特命委員会が法制化を進めている法案で、正式名称は「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律」。政府は今国会中に成立を目指している。自民党の中曽根弘文元外相もこの日の二階派会合で、「男性の体をしているが、私は女性だという方が駅などの女性トイレに入り、『出て行ってください』と言うと、『差別だ』と言われかねない」と指摘した。

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2023年3月3日のニュース