「TOKYO MER」4・16新作SP放送決定!ポンコツ医師・伊藤淳史新加入&隅田川舞台 劇場版前に

[ 2023年3月3日 04:00 ]

4月16日に「TOKYO MER」の完全撮り下ろしスペシャルドラマが放送されることが決定。主人公・喜多見幸太役の鈴木亮平と新加入・青戸達也役の伊藤淳史(右)(C)TBS
Photo By 提供写真

 俳優の鈴木亮平(39)が主演を務め、新しい医療ドラマとして大ヒットした2021年7月期のTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の新作スペシャルドラマ「TOKYO MER~隅田川ミッション~」が4月16日(後9・00~10・19)に放送されることが決定した。劇場版(4月28日公開)に先立ち、約1年半ぶりに“復活”。完全撮り下ろしの今作には、救命救急チーム「MER」初の“ポンコツ医師”役として俳優の伊藤淳史(39)が新加入。「チームの一員として加わることができて、本当にうれしいです」と喜んでいる。

 「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」などで知られる黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛けた本格救命医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を活写し、SNS上などで大反響を呼んだ。「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行した。

 鈴木は同局の看板枠・日曜劇場に初主演。最終回(第11話、21年9月12日)の平均世帯視聴率は19・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。番組最高を更新し、有終の美を飾った。

 映画化は22年1月に発表され、今回は劇場版公開を記念したスペシャルドラマとなる。連ドラ版・映画版に続き、脚本・黒岩氏、松木彩監督、主要キャストが続投。連ドラ最終回から半年後、舞台は東京・隅田川。大型水上バスと屋形船の衝突事故が発生し、コントロールを失った屋形船が暴走。その中には弦巻比奈(中条あやみ)が心臓手術を担当したばかりの幼い女の子の姿も…。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木亮平)率いるMERのメンバーたちは、東京消防庁の即応対処部隊とともに決死の救命作業に挑む。果たして乗客たちの運命は――。

 新キャストの伊藤は厚生労働省から「TOKYO MER」に派遣された医系技官・青戸達也役を演じる。愛想よく笑顔を振りまくものの、実はとんでもない食わせ者。“ポンコツ医師”の登場により、事故現場に大波乱?スペシャルドラマ制作にあたり、東京消防庁の消防艇や海上保安庁の巡視艇が緊急出動。迫力満点のシーンも注目される。

 伊藤は「スケール感の大きな作品で、何よりも引き込まれるストーリー展開の『TOKYO MER』に、こうしてMERのユニフォームを着てチームの一員として加わることができて本当にうれしいです」と感激。

 役柄については「本人はそんなこと(“ポンコツ医師”)微塵も思っていなくて、病院で医師としての経験もあるし、自信もある。必死に頑張っているのですが、どこかそういうふうに見えてくる。鈴木亮平さんとも現場で話したのですが、『久々に“ポンコツ”っていう単語を聞いたよね』と盛り上がりました(笑)」と明かし「大人から子どもまで楽しめる、壮大なスケールの作品です。頑張って撮影していますので、是非、楽しみにしていただきたいです!」と呼び掛けた。

 鈴木は「今回のスペシャルドラマでは隅田川をメーンに、MERが東京の美しいウオーターフロントに出動します。東京消防庁、海上保安庁をはじめとする本物のヒーローたちのご協力のおかげで、映画版にも劣らない大スケールで撮影させていただけていることを大変幸せに思います」と手応えと感謝。

 「そして、新たなMERのドクターとして伊藤淳史さんをお迎えできること、非常に光栄です。裏では“ポンコツ”と呼ばれる青戸先生ですが、どこか憎めない、とてもチャーミングなキャラクターです。その心の内には、医師としての信念や理想も必ずあるはず。そんな青戸先生がMERにどんな波乱を巻き起こすのか、ご期待ください」とアピールしている。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月3日のニュース