中居正広 バラエティーへ意識を向かせたジャニーさんの言葉「それが僕の中にこびり付いていて」

[ 2023年3月3日 21:49 ]

中居正広
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 タレント中居正広(50)が、3日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後7・57)に出演し、ジャニーズ事務所元社長の故ジャニー喜多川さんの忘れられない言葉を明かした。

 この日はゲストに「ザ・ドリフターズ」加藤茶(80)と妻でタレントの綾菜(34)を迎え、思い出を語った。

 加藤から「いつのころからかMCで食っていくんだと思った?最初そんな感じじゃなかったよね?」と尋ねられた中居は、「SMAP」結成から間もないころのジャニーさんがしきりに言っていた言葉を明かした。「僕らはマネジャーがいなかったんですけど、ジャニーさんがいろんな局に僕らを連れて回ってくれるんです。局の偉い人と面談というか、お話をしながら、僕らも座ってそれを聞きながら。その時にいつも言ってたのが、ジャニーさんが“この子たちを平成のドリフターズにしたいんです”って」。すると加藤も目を見開きながら「そうなんだ…」と驚いた。

 光GENJIや少年隊ら、きらびやかなステージで歌い踊る先輩たちを見てきた中居たちにとって、ジャニーさんの構想は驚きだったという。「僕らも座ってて…」と話しながら、ぽかんとした表情を浮かべて当時のリアクションを再現した。ドリフの笑いで育った世代でもあり、中居は「僕は好き。他のメンバーもそれで育ってるの。ドリフを見て」と認めつつも、「でも、“好き”と“これから志すもの”は別なのね。僕ら光GENJI、少年隊も見ているわけですよ。この世界に入って、SMAPというのがあって、いろんな局に行く時に、“この子たちを平成のドリフターズに”って。みんな目を合わせて“え?”って。“違うぞ?”って」と、メンバーたちの反応も明かした。

 中居は「だからそれが僕の中にこびり付いていて。その当時から、(意識が)バラエティーの方へバラエティーの方へ行ったような感じを覚えています」と打ち明けたが、「ジャニーさんが何を思って“この子たちを平成のドリフターズにしたい”って言ったのは、分からないですね」と不思議がっていた。すると加藤は「見てたんじゃない?この子たちはできるって」と、ジャニーさんの先見の明を推測していた。

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2023年3月3日のニュース