近藤真彦 滝沢秀明氏の「気持ち分かる」新たな挑戦に共感 “リスタート”で復活 3年ぶりディナーショー

[ 2022年12月24日 05:00 ]

北海道・函館市内のホテルでディナーショーを開催した近藤真彦
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 歌手の近藤真彦(58)が23日、北海道函館市内のホテルでディナーショーを開催した。新型コロナウイルスの流行以前は恒例にしていたライフワークで、今回は3年ぶりの開催。開演前に取材に応じ「これまで開催できなかった悔しさを爆発させます」と力を込めた。

 海から冷たい風が吹き付け、雪が積もる港町。その寒さを忘れさせる熱いステージで魅了した。客席を練り歩きながら近藤が登場すると約250人のファンが大興奮。乾杯のあいさつからショーが始まり「愚か者」など15曲を歌唱。途中「マッチを初めて見る人でもバッチリ知っている曲を用意したんで」と切り出し、北島三郎(86)の名曲「函館の女」を披露するサービスも見せた。こぶしを効かせて本人に寄せて歌い「大先輩の歌を歌うのは大変なんですよ~」とはにかんだ。

 昨年4月に44年間所属したジャニーズ事務所を退社。同11月に“リスタート”と銘打ち歌手活動を再開した。来年3月まで計60公演を行うスケジュールを駆け抜けている真っ最中。同時にレーシングチームの監督としての仕事もあり「こんなに忙しいのはデビューの時以来」と充実感をにじませた。「ジャニーズを離れて守るものがなくなり、逆に新たなチャレンジができている」と退社からの1年半を振り返った。

 10月にジャニーズ事務所の副社長を退任し、事務所を退社した滝沢秀明氏(40)について触れる場面もあった。「気持ちは分かるね」と新たな挑戦をする後輩の姿に自身を重ねた。ツイッターにジャニーズ退所組が次々に反応するなど、動向が注目される滝沢氏に1度連絡を取ったといい「メチャクチャ元気にしていたよ」と、変わらない先輩後輩の関係をうかがわせた。

 ディナーショーは今月12、13日の神戸公演を皮切りに、長崎、函館、横浜と全国4カ所の港町を巡る。「若くはないこの年だからこそ120%のマッチを届けたい」と宣言した。
 ≪「安全地帯」田中裕二さん訃報「寂しくなるね」≫この日、訃報が伝わった「安全地帯」のドラムス田中裕二さんについても言及。「昔、香港で人気のあるアーティストと言われていたのが、僕と西城秀樹と、安全地帯だった」と懐かしそうに回想。「なんでこの3組なのか不思議に感じていた。どこかキラキラしすぎていないところが似ていたのかな…」とし「年末になるとこういうニュースが増えて寂しくなるね」と思いをはせた。

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