「お前らからM－1が変になったんだ」M－1優勝から2年、いまだに届く心ない声「8割は“やねん”」

「マヂカルラブリー」の野田クリスタル（左）と村上
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　お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル（36）と村上（38）が22日深夜放送のニッポン放送「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0」に出演。18日に行われた「M－1グランプリ2022」決勝についてコメントした。

　マヂカルラブリーは2017年のM－1で初めて決勝に進出したが、607点で最下位に。野田の動きのあるネタが審査員の上沼恵美子から「好みじゃない」「よう決勝残ったな」などと酷評された。それでも3年後には上沼から94点を引き出して700点中649点の2位で最終審査へ進み、つり革を持ちたくない男のネタで優勝。上沼から「あんたら、アホやろ。バカバカしさを突き抜けて、芸術や」と最大級の褒め言葉を贈られた。

　野田は18日の決勝でダイヤモンドが616点だった直後に「大丈夫　俺ら607点だったから」とツイートしていたが、この日の番組でも「我々はド直球最下位でしたから、前例がない。しかも怒られてるし」と自虐を交えてエール。村上も「今は（最下位から優勝した）“マヂラブさんのパターンもあるしね”と思ってもらえる気もするが、僕らの時は最下位から優勝した前例が頭にない状態だったから」とうなずき、ダイヤモンドへ向けて「ツイッターにいろんな意見がきたりするかもしれないけど、芸人にいじられてるうちにいい感じになってくるから」と励ました。

　そして野田は「ウエストランドにもきてると思うんですよ、いろんなの」と優勝コンビにSNSで様々な意見が寄せられていると想像し、「今年、まだ僕にもきてますから」と自身にも心ない声が届いていることを告白。「“お前らのせいだ。お前らからM－1が変になったんだ”って。いまだにきますから」とSNSに届く“中傷”を明かすと、村上は「“やねん”じゃなかったですか？“お前らからやねん”ではなかったですか？」と細かいツッコミ。野田が「8割は“やねん”でしたけど」と笑うと、村上も「トラディショナルスタイルを好む方たちがいるんで」と笑い飛ばしていた。