加藤綾菜 命の危機で“超偏食”加藤茶に食事改革「今はもう完全に食べられます。野菜も魚も」

[ 2022年10月14日 22:46 ]

加藤茶(右)と綾菜夫人
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 「ザ・ドリフターズ」加藤茶(79)の妻でタレントの加藤綾菜(34)が、14日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(後8・57)にゲスト出演し、結婚当時に受けたバッシングと夫婦の危機について語った。

 大学時代にアルバイト先の飲食店を加藤が訪れたことで知り合い、11年に結婚。当初は好きなものしか口にしない超偏食の加藤に合わせ、当時はとんかつや唐揚げ、ステーキなどを作っていた。「加トちゃんが“今日も唐揚げを揚げてくれた”とか、ブログに載せてくれたんですよ。そしたら“揚げ物で殺そうとしている”って。ネットニュースでも1位になって。“時間をかけて、証拠を残さず殺そうとしている”って」などと、心ない攻撃を受け続けたことを明かした。

 そんな中、加藤がパーキンソン症候群に倒れた。結婚3年目のことだった。手足の震えや筋肉のこわばりなどの運動機能障害で、歩けなくなる可能性もあったという。綾菜は「(医師に)“危ないかもしれない”と言われて。芸能人の友達を電話して呼んで、会いに来ているという状態だったんですよ」と振り返った。

 病床で加藤からは「俺が死んだら、再婚して、子供作って、幸せになってくれよな」の一言。それでも綾菜は「絶対加トちゃんを元気に復帰させたいって(思った)。絶対死なないって思ったんですよ」と、加藤のリハビリに全身全霊を注いだ。そのかいあってか、加藤は1年後には歩けるようになるまで回復したという。

 医師の献身的な治療を見て、綾菜は「何かあった時に何もできないのは嫌だなと思って、少しでも力になれるように」と一念発起。生活習慣病アドバイザー、食育インストラクター、介護食アドバイザーの資格を取得し、加藤の食事面の改善に乗り出した。「(嫌いなものを)本当に食べないので、3歳児用の野菜が食べられるようになる本を買って、すりつぶして中に入れるとか、細かくしてハンバーグに入れるとか」。加藤の食事改革は成功。綾菜は「少しずつ野菜を食べられるようになって、今はもう完全に食べられます。野菜も魚も」と明かしていた。

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2022年10月14日のニュース