加藤茶 「加トちゃんペッ!」はいかりやさんの説教中に誕生「バカにしててすげえおもしろい」

[ 2022年10月14日 21:41 ]

加藤茶
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 「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(79)が、14日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(後8・57)にゲスト出演し、看板ギャグの誕生秘話を明かした。

 妻のタレント加藤綾菜(34)も出演する中、かつて出演していたバラエティー番組「8時だョ!全員集合」の名場面などが流された。ステージがピンク色の照明に転換し、ムード満点な音楽が流れる中、加藤がセクシーな動きで「あんたも好きねえ」「ちょっとだけよ?」などと呼びかけるギャグが大流行した。

 ギャグ誕生のヒントは、広島での営業にあったという。興行スタッフに連れられて行ったのが、ストリップ劇場。常連さんの「待ってました!」という声に、踊り子が「あらあんた、今日も来てるの?あんたも好きねえ」と返していたという。加藤は「それをアドリブで“ちょっとだけよ?”ってやったらボーンと(ウケた)」と振り返った。

 大人の世界に興味津々な子供たちを中心に、ギャグは大ヒットした。加藤は「子供が“待ってました!”とか、“もう1回お願いします!”って言うわけよ。こんなにウケるんだってなって。“ちょっとだけ”と言いながら24年間、続けた」と振り返った。

 加藤が鼻の下に2本指を当てる「加トちゃんペッ!」は、説教されている最中に生まれた。ある日、リーダーの故・いかりや長介さんに怒られながら、落ちそうになるつけひげを指で押さえたという。「押さえていたら、長さんに“お前、目立つからやめろ!”って言われて。長さんが一生懸命怒っている時に、“ペッ”“ペッ”ってやるから、長さんをバカにしてて、すげえおもしろいって。それから“ペッ”が始まったんです」と明かしていた。

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2022年10月14日のニュース