白井智子氏 現在の円安に「ご飯を食べられない人が増えている…政府も頑張っているですけど残念ながら」

[ 2022年10月14日 12:14 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 社会起業家の白井智子氏が14日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。13日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで急落して一時1ドル=147円66銭と、バブル景気終盤の円安局面だった1990年8月以来、約32年ぶりの円安ドル高水準を付けたことに言及した。

 朝方発表された9月の米消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことを手がかりに米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが広がった。

 白井氏は「32年ぶりに147円台、皆さん、肌で感じていると思うんですけど、物価がもう爆上がりしていて、本当に普通の人の生活が苦しくなっているというか、ご飯を食べられない人が増えているという話が日に日に出て来ている」と指摘。そのうえで「政府も新しい資本主義って、もう経済構造を変えないと、ということで頑張っているですけど、残念ながら追いついていないというところで。ちょっと、やっぱり一つ一つの企業が本当に食べられない人を社会が出さないようにってこと、社会を下支えしていくようにということ。特に余力のある大企業でも危機感を持って考えなきゃいけないフェーズに入ってきたなと思っています」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2022年10月14日のニュース