「1人ドリフ」にオファー殺到 レッツゴーよしまさ 「素の志村さん」再現は衝撃的 鶴太郎も絶賛

[ 2022年10月14日 05:10 ]

「素の志村けんさん」のものまねが話題のレッツゴーよしまさ
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 ザ・ドリフターズ全員をものまねできるレッツゴーよしまさ(33)が注目を集めている。週末にショーパブなどで昭和歌謡のものまね芸人として活動している会社員。ドリフの5人の中でも、20年3月に亡くなった志村けんさんのまねが得意で、落ち着いた声で話す「素の志村さん」の再現は、ものまね界に衝撃を与えている。

 「新星現る」と話題になったのが、先月19日放送のフジテレビ「お笑いオムニバスGP」だった。故いかりや長介さんや加藤茶(79)のまねに続いて披露した「素の志村さん」。アイーンのような定番ギャグではなく「カツラかぶってメークしないと、どうしてもアガっちゃうんですよね」などと、静かな語り口で取材に応じる志村さんを演じ、とんねるずの石橋貴明(60)らを爆笑させた。

 その反響は大きく、仕事のオファーが相次いでいる。この日までに3番組への出演が決まり「急展開すぎて驚いています」と本音も。「多くの人に知ってもらうためにもっと腕を磨きたい」と意気込んでいる。

 中学生の時に昭和歌謡のものまねを始め、12年に会社員になって以降は、休日にショーパブなどでパフォーマンスする生活を続けてきた。ドリフのものまねを始めたのは、大ファンだった志村さんが20年に亡くなった後。「喪失感から志村さんのものまねをやってみたら、驚くほど自然にできました。時間もあるし、ドリフの全員やってみようと練習して、20年6月にYouTubeに動画を投稿してみたんです」。

 今年5月に片岡鶴太郎(67)と知り合い、転機が訪れた。その動画を見た鶴太郎に「今までのものまねを破壊した」と絶賛され、所属先の太田プロダクションに誘われた。契約後初仕事となった「お笑いオムニバスGP」の出演で、いきなり結果を残した。

 現在も会社員を続けながら、ものまねのレパートリーを増やしている。夢はドリフとの共演。「僕が志村さんといかりやさんをまねしてコントに加わってみたい」と目を輝かせた。

 ◇レッツゴーよしまさ 1989年(平元)5月17日生まれ、埼玉県出身の33歳。中学生の時に城みちる、あいざき進也ら昭和歌謡のものまねを始めた。大学卒業後、アミューズメント会社に入社し、休日にものまね芸人として活動。19年7月、YouTubeチャンネルを開設。芸名は昭和を代表する音楽番組「レッツゴーヤング」(NHK)に由来。1メートル76。血液型O。

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