宝塚＆LDH第2弾「HiGH＆LOW」15日開幕　宙組トップ真風涼帆「1日1日を大切に務めたい」

　宝塚歌劇団宙組公演「HiGH＆LOW―THE　PREQUEL―/Capricciosa！！」が15日、東京宝塚劇場で初日を迎える。宝塚歌劇団とLDH　JAPANがコラボした第2弾は、人気連続ドラマ「HiGH＆LOW」の舞台化。映画、ライブ、ゲームでもインパクトを与えた“ハイロー”宝塚版は、それらの作品の前日譚（たん）を新たな構想で描く。それぞれの思いを抱いた男たちが葛藤しながらも、愛する人、愛する街を守るために闘う物語。

　初日に先駆け行われた舞台稽古で、主演のコブラを演じるトップスター、真風涼帆（まかぜ・すずほ）は「このようなご時世の中、こうしてお稽古ができていることに感謝の気持ちでいっぱい。お芝居、ショーともに熱いエネルギーを携えながら、見どころが詰まった舞台を皆様にご覧いただけたら」と初日を迎える思いを述べ「1日1日を大切にお客様に楽しんでいただけますよう出演者一同、精いっぱい務めてまいります」とコメントした。

　先日、真風はトップ娘役の潤花（じゅん・はな）とともに来年6月に退団すると発表した。息の合った2人の姿はさらに進化し続けている。

　11月20日まで。千秋楽公演は全国の映画館でライブ中継される。また、千秋楽と27日18時半からの新人公演は「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。