伊集院光、三遊亭円楽さん死去後初のラジオ出演「きちんとおしゃべりができる自信がありません」

[ 2022年10月3日 16:42 ]

タレントの伊集院光
Photo By スポニチ

 タレント・伊集院光(54)が3日に放送されたTBSラジオ「三遊亭円楽のおたよりください」(月曜前5・20)に出演。先月30日に72歳で死去した落語家・六代目三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名会泰通=あい・やすみち)さんを追悼した。

 円楽さんの療養中から、番組の代演を務めていた伊集院。「ニュース等でご存知の方も多いと思いますが。師匠が生きていたら“芸事っていうのは、そういうネタばらしをお客様にするもんじゃないよ”と言われるかもしれませんけども。今週一週間の分に関しましてはですね、あらかじめ収録していたものはあるのですが。師匠の訃報を聞きました、その日の夜にもう1回録り直しています。お聞き苦しいところもたくさんあるかと思いますが、きょうもよろしくお願い致します」と、その心境を明かした。

 「さて、本当にまだ頭の中が整理整頓できていませんでね。恥ずかしい話、きちんとおしゃべりができる自信がありません。まあ、修行が足りないんですよ。だから、師匠はもっと生きていてくれないといけないんですよ」と、語った伊集院。

 「いついかなるときでも、みなさんが明るくなるような話を明るくできるところまで、指導を受けたかったんですけれでも、かなわず。もし師匠のことを思ってくださる方が、今ラジオを聞いていただけているのならば。そうですね、師匠のために、お線香1本あげていただけませんか?申し訳ない、きょうはこの辺で」と、番組を締めくくった。

 伊集院は84年7月、楽太郎時代の円楽さんに弟子入りし、88年に二つ目に昇進した。90年頃まで落語家として活動したが、その後、自主廃業。円楽さんとの師弟関係は続き、18年10月には円楽さんが初期の肺がんから復帰後、伊集院がパーソナリティーを務めていたTBSラジオ「伊集院光とらじおと」で初のメディア出演。21年6月には東京・有楽町よみうりホールで二人会を開催していた。

続きを表示

2022年10月3日のニュース