円楽さん追悼の「笑点」世帯平均17・7%の高視聴率 前週から大幅アップ

[ 2022年10月3日 11:35 ]

落語家の三遊亭円楽さん
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 9月30日に肺がんのため72歳で死去した落語家の六代目三遊亭円楽さんの追悼コーナーを設けた日本テレビの演芸番組「笑点」(日曜後5・30)が2日に放送され、平均世帯視聴率は17・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好視聴率だったことが分かった。個人視聴率は10・5%だった。

 前週の10・8%から6・9ポイントの大幅アップ(前4週の平均10・9%からも6・8%上昇)。個人視聴率も前週から4・4ポイント急上昇した。

 番組では冒頭に司会の春風亭昇太が登場し「私も2日前に連絡をもらいまして、まだ整理がついていないんですが、9月30日に円楽さんが亡くなられました。円楽さんは世間を厳しく風刺したり、ときには恥ずかしそうにダジャレを言ったり。また、歌丸師匠や私といった司会者とのやり取りで、番組を大いに盛り上げてくださいました。今回は、円楽さんが駆け抜けた45年を少しだけ振り返りたいと思います」と語った。

 テロップでも「笑点45年 支えてくれて 円楽さん ありがとうございました」と表示し、円楽さんの名場面を放送。なかでも、番組名物となった桂歌丸さんとの“バトル”に多くの時間が当てられた。またリハビリに励む5月に、収録先の楽屋を訪れた映像も公開。一人一人にお土産を渡し、笑顔を見せていた。

 約10分間のVTRの最後にナレーションで「笑点を走り続けてきた姿を、私たちは忘れません。円楽さん、本当にありがとうございました」と追悼した。

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2022年10月3日のニュース