橋下徹氏、高校ラグビー部時代を回想「暴力的な指導はあった」 姫路の高校体罰事件にガッカリ

[ 2022年10月3日 15:57 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が3日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。兵庫県姫路市の姫路女学院高で、ソフトボール部顧問の男性教諭(41)が部員で1年生の女子生徒(16)の頬を叩き、顎が外れるなど全治1カ月のケガを負わせた事件について語った。

 橋下氏は自身の経験に触れ、「僕も偉そうに言えないのが、高校ラグビーをやってたんですけど、やっぱり暴力的な指導っていうのはありましたからね」と回想。さらに「大阪府知事、大阪市長になった時も、部活でも少々の鉄拳制裁は当然あるんじゃないの、という意識で大阪府政、大阪市政をやってしまっていたんです」と告げた。

 その上で考え方が変わる転機となった事件を紹介。「それが大阪市長の時、大阪市立高校のあるクラブで顧問が生徒に体罰をやって、生徒が自殺してしまったんです。ご遺族に話を聞きに行ったところ、『これはまずい』ということで、今まで自分が容認していたにもかかわらず、大阪府下の学校のクラブ活動以外のスポーツクラブみたいなものについても全部、体罰は徹底的になくしていこうと一気に舵を切ったんです」と口に。その上で「それが2011年が2012年ぐらい、大阪の事件がきっかけになって一気に変わってきたのに、10年経ってもこれなんですかね…」と悔しそうに語った。

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2022年10月3日のニュース