セクゾ佐藤 6年前に他界した父への思い「車椅子の姿が凄く印象に」「バレないように泣いて」

[ 2022年8月24日 15:00 ]

Sexy Zone佐藤勝利
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 「Sexy Zone」の佐藤勝利(25)が24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。6年前に他界した父親について語った。

 佐藤は14歳だった2011年9月に結成された「Sexy Zone」のメンバーとして15歳となった11月にCDデビュー。昨年10周年を迎えた。4きょうだいの末っ子で9歳上の姉、7歳上、5歳上の兄がおり、「かわいがられたとは思いますね」と振り返った。

 司会の黒柳徹子から「お父様は残念なんですけど6年前に、57歳の若さでお亡くなりになったんですけど、生前のお父様との思い出はどんな」と聞かれると、「本当に明るい人で、家庭には楽しい気持ちだけを持ってくるというか、仕事であったこととか、つらいこととかを“家のドアを開けたら忘れるんだ”って言ってて。本当に悲しそうな姿とか見たことがないので、明るくて凄くポジティブな人だなって印象が強いのと」と説明。「あとは体調悪くなってからは車椅子とかでライブとかを見に来てくれてたので、僕はステージ上から自分の父親を見つけてたりとかしたので、その時の車椅子の姿とか凄く印象に残ってます」と回顧した。

 父が他界後すぐ仕事があったという佐藤。黒柳から「自分をだませることができたんですって」と振られると、「父の死から6年、逆に向き合えてないなと思うこともいっぱいあるんですけど」としたものの「そうやって亡くなって通夜もあって、すぐ次の日からお仕事があったので、もう仕事があったことで、悲しいこと、父の死をある意味忘れられる、仕事のおかげで忘れられた部分もあったので。自分もだませれるし、悲しい気持ちだけにならないようにできたのは、こういう仕事だったからなんだなと思いますね」としみじみと語った。

 それでも「つらかったです。仕事の時は忘れてましたけど、仕事の帰り、車でメンバーも横にいたんですけど、バレないように泣いていたのはありますね。帽子深くかぶってとか。僕が19ですね。20歳の手前でした」とも話した。

 「勝利」という名前も父がつけたという。「僕が4人きょうだいの末っ子で、上3人の出産は立ち会えなかったみたいで、僕だけ立ち会い出産をできたみたい。初めて出産を見て、“赤ちゃんが生まれただけで勝利なんだ”と思ったみたいで、『勝利』とつけてくれました。僕も好きです」と佐藤。負けず嫌いなところとも自分に合っているとし、「たぶんもう勝利ってつけられたら、負けるとか考えれないというか、なんかどこかで父親から負けるなじゃないですけど、両親がつけてくれた名前が勝利だから、ここまで負けず嫌いを発揮して、ジャニーズで戦えてるかなと思いますね」と感謝した。

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2022年8月24日のニュース