大坂なおみの母・環さん「夢でも悪夢の中にいるような…」 全米OP優勝当日の意外な心境を告白

[ 2022年6月7日 15:18 ]

大坂なおみの母・環さん
Photo By 提供写真

 女子テニスで元世界ランキング1位の大坂なおみ(24=フリー)の母・環さんが7日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)にリモート出演。子育てについて語った。

 なおみは99年全仏オープン女子のダブルスで優勝したビーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹を、父と姉・まりが見たことがきっかけとなってテニスを始めたという。そして18年、全米オープンで憧れのセリーナ・ウィリアムズを下し、20歳でグランドスラム初優勝。当時の心境について、環さんは「なんか感慨深かったですよね」としみじみ。「セリーナが『24個目のグランドスラムを取ったら引退する』という話をしていて、それになおちゃん(大坂なおみ)があたっちゃって勝った。でもアメリカでは『まぐれだ』『審判のおかげ』とか言われて。そういうのもあったから、あの日は一瞬で時が過ぎたような。夢でも悪夢の中にいるような、そんな感じでした」と意外な事実を語った。

 その後、なおみは名実ともにスターへの階段を登っていった。ただし、母としての接し方は「何も変わらないようにしてました」と口に。「ずっと一緒の家にいたから、『洗濯物さっさとしなさい』とか、『お皿洗いなさい』とか。全米、全豪で勝っても普通にしていました。あまり変えるっていう考えはなかったですね」と明かした。

 母として今後の家族の夢、理想については「何をして欲しいっていうのはないですね」と笑い、「娘たちは大人になってそれぞれ巣立っていって、なおちゃんはテニス、まりはテニスを引退してデザインやアーティスト。やりたいことをやってほしい」と述べつつ、自身はこれからも自然体で過ごしていくと語った。

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2022年6月7日のニュース