加藤浩次 「別にどうでも良かった」やさぐれていた若手時代 奮起させたのは…放送作家の言葉

[ 2022年6月7日 11:53 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が6日放送のBS日テレ「極楽とんぼの週末極楽旅」(月曜後11・00)に出演。若手時代に転機となった出来事を明かした。

 加藤は若手時代について、相方・山本圭壱の方が「先にバンバン仕事があった」と告白。その上で、当時について「別にどうでも良かった。若い頃は、やさぐれている部分もあったし、“関係ねぇよ、そんなの!”みたいなタイプだった」と振り返った。

 しかし、加藤の心を大きく動かす出来事があったようで、「その時に放送作家の人に“山本は『めちゃモテ』出てて、お前は出てないけどどう思う?”って言われて」と回顧。続けて「“別に関係ないです”みたいなことを言った時に、“まわりの友達と飲み歩いてるのは楽しい?”って言われて、“すごい楽しいです”って言って…。“でも、いま芸人目指してるんだよな?”って放送作家さんに言われて、“だったら、その友達とかと遊んでいる時間を全部、仕事に向けてみる気ないか?”って言われて…」と放送作家とのやり取りを思い返した。また、加藤に対して、放送作家は「遊んでいるのは楽しいし、“大丈夫だよ”って傷のなめ合いになっちゃうから、1回そこから離れてみ。離れても、加藤が成功したら友達は絶対に喜んでくれる。喜んでくれるのが本当の友達だ」とアドバイスしてくれたという。

 そして、このアドバイスを聞いた加藤は、「結果出るのビビっているから、本気でやってないんだってことに気付いた」と切り出し、「だって怖いじゃん?自分がダメだってなる可能性があるから」と当時の本音を吐露。続けて「自分が本気のスイッチ入れて頑張った時にそれでも仕事がなかったら、“もう俺は終わりだ”ってことが分かっちゃう。それが怖いから、遊んでいたりとか“俺は関係ないよ”ってカッコつけたりして…。カッコ悪いんだけど、ごまかしているんだなってそれを言われた時に理解した。だったら、ちゃんと1回向き合って、ダメだったらダメでもいいじゃん。結果が出なくても1回本気でやってみようっていうモードに入った」と自身が奮起するきっかけとなったと明かした。

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2022年6月7日のニュース