西川きよし 横山やすしさんの豪快エピソード 米ロスで買ったものは…「2カ月後に船便で着くって」

[ 2022年6月7日 18:07 ]

西川きよし
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 タレント西川きよし(75)が4日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 No Car,No Life」(土曜後9・00)に出演し、漫才コンビ「横山やすし・西川きよし」でコンビを組んだ横山やすしさん(1996年死去、享年51)との思い出を語った。

 きよしは1964年、17歳で吉本新喜劇に入団し、66年にやすしさんとコンビを組んだ。コンビ結成のきっかけはやすしさんから「漫才やらへんか?」と声を掛けられたことだったが、きよしは「僕できません」と20回以上断ったという。「俺とやらなあかんねん、お前は。そういう運命に生まれてんねん!」となおも熱心に口説いてくるやすしさん。きよしは「いいチャンスかもしれない」と交際中だったヘレン夫人に背中を押され、コンビ結成を決めたという。

 翌67年、結成からわずか10カ月で上方漫才大賞新人賞を受賞し、トントン拍子で人気者になった。きよしは、やすしさんの豪快エピソードとして、米ロサンゼルスで軽飛行機のセスナ機を購入した際のやり取りを回顧。「(空港で)みんながタバコとかチョコレートとかウィスキーの土産を持ってるのに、“やっさん、何も買ってないの? 何買ったん?”って聞いたら“飛行機”って言うんですよ、小さい声で。息子さんに模型を買ったのかと思ったら、ほんまもんを買って2カ月後に日本に船便で着くって言うんです」と振り返ると、「“ハァ?”ですよ」と当時の驚きを思い出しつつも「最高に楽しい人です」としみじみと語っていた。

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