テレ東「しろめし修行僧」 4年間待ち続けた理想の主人公

[ 2022年6月7日 05:00 ]

テレビ東京ドラマ「しろめし修行僧」でおかずを求めて旅する托鉢僧を演じる岡部大
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 お笑いトリオ「ハナコ」の岡部大(33)が主演のテレビ東京ドラマ「しろめし修行僧」(金曜深夜0・12)は「孤独のグルメ」や「きのう何食べた?」などに続く同局お得意のグルメドラマだ。

 浜谷晃一プロデューサーは同局系のバラエティー番組「和風総本家」(20年終了)で08年に放送された「安くておいしいご飯の食べ方ベスト50」にヒントを得たと明かす。「白飯に何が合うかをランキングで延々と紹介し続けるコーナーでした。めちゃくちゃおいしそうだし、ニッチというか、一点を突破するようなコンセプトが面白くて、これだけに特化したドラマをいつかやってみたいと思いました」と振り返った。

 浜谷氏はドラマ室に異動後、このコーナーに着想を得て、5年前に企画書を作成。托鉢(たくはつ)僧が白飯の入ったおわんを持って「何かのせるものはありませんか?」と、おかずを求めて修行旅に出るという今作の物語のベースを作り上げた。しかし、浜谷氏はその企画書を出せないまま4年が経過。「主人公を演じる俳優さんが浮かばなかった。それで企画を寝かせていたんです」と企画実現まで時間がかかったという。

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2022年6月7日のニュース