TRF・SAM 自身が衰えを実感して熱中した学問を明かす「やっぱり年を取るんだな」

[ 2022年6月7日 12:46 ]

「TRF」のSAM
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 TRFのダンサーSAM(60)が7日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演し、老いを研究する学問「ジェロントロジー」について語った。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー野村邦丸からは、「TRFのダンサーでダンスクリエーター、ジェロントロジー研究家」と紹介された。ジェロントロジーは「老年学」とも訳され、体や脳の衰えとどう向き合っていくか、高齢化を研究する学問。SAMは南カリフォルニア大の通信教育を60コマ受けて、修士課程を卒業した。

 久々の学ぶ機会に、SAMは「はまりましたね」と告白。高齢者の健康寿命を伸ばす「ダレデモダンス」というダンスプログラムを開発していただけに、その知識と合致したという。「ジェロントロジーと出合った時に、ジェロントロジーで言っていた知識が“ダレデモダンス”に全部生かされる。これからそういうプログラムを作る時も、そういう方たちにダンスを教える時も、いろんな側面からアドバイスできるようになるなと思って、だいぶ真剣にやりました」と振り返った。

 40代のころは仕事以外の時は飲み歩いたり、朝方に帰ったりと自由に生活していたが、衰えを感じる出来事があったという。「ある日、今までやってた技を久しぶりに、ダンスのアクロバット的な動きをやろうと思ったら、できなくなっていて、がく然として。腰が重くなっているんです」。さらに「その時にやっぱり年を取るんだなと実感して、そこからまた真剣に鍛え直すんですけど」と明かした。

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2022年6月7日のニュース