松潤家康クランクイン、来年大河ドラマ いきなり決断迫られ「なぜこんな重いシーンからなの」

[ 2022年6月7日 05:30 ]

来年の大河ドラマ「どうする家康」の主演を務める嵐の松本潤が愛知県内でクランクイン。金色に輝く鎧姿を初披露(C)NHK
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 嵐の松本潤(38)が主演を務める来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が5日、愛知県内でクランクインしたと6日、NHKが発表した。

 戦国の乱世を駆け抜け天下人となる徳川家康の物語。さっそく、仕えていた今川義元が桶狭間の戦いで討たれ、織田家と今川家のどちらにつくか決断を迫られる場面を撮影。金色の鎧(よろい)に身を包んだ松本は「初日はまさに“どうする?”と揺さぶられるシーンでスタートを切りました。“なぜこんな重いシーンからなの?”と思うようなシーンでした」と感想を話した。

 愛知県は家康の出生地で、天下統一の礎を築いた場所。「東京から移動する時間が、さらに気持ちを高めてくれる感覚もありました」と語った。

 1983年の「徳川家康」の滝田栄(71)ら、大河ドラマでも多くの名優が演じてきた役。大舞台に立ち続けてきた松本も「家康公という誰もが知る人物を演じるプレッシャーも感じます」というが、「地域の皆さんからのパワーを頂いて、この作品ならではの家康像を表現していきたい」と意欲満々だ。

 出演決定から約1年半。所作や馬術などの稽古を重ねてきており「いよいよ始まったな」と表情を引き締める。撮影は1年以上の長丁場となる。「家康が周囲からプレッシャーをかけられたり、サポートされたりしながら多様な人間関係を築いていったように、共演者の皆さんとの時間を重ねつつ、丁寧に作品を作っていきたい」と意気込んでいる。

 《岡田准一、野村萬斎ら豪華メンバー》今作は群雄割拠の戦国時代が舞台。弱小国の主であった徳川家康に予期せぬことが次々に起こり、常に決断を迫られる中“チーム徳川”で未来を切り開いていく。脚本は「コンフィデンスマンJP」などを手掛ける古沢良太氏が担当。豪華メンバーが脇を固めており、織田信長を演じるのは岡田准一(41)。豊臣秀吉をムロツヨシ(46)、今川義元を野村萬斎(56)が演じる。また、家康の正室・瀬名役で有村架純(29)、側室の於愛(おあい)の方役で広瀬アリス(27)が登場する。

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2022年6月7日のニュース