格闘家デビューの元俳優・高岡蒼佑「40代で、いいスタートを切れたら」6月12日「競拳21」

[ 2022年5月31日 18:11 ]

格闘家デビューの会見に臨んだ高岡蒼佑
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 元俳優の高岡蒼佑(40)が31日、京都市内で会見し、6月12日に堺市産業振興センターで行われる興行「競拳21」で格闘家デビューすると発表した。「高岡蒼佑 不死鳥伝説 第一章」と銘打たれた同興行のメインカードを務め、65キロ契約のキックボクシングルール、2分×3ラウンドでユーチューバー「フォーカード」トミー(25)と対戦する。主なルールは10オンスのグローブを着用し、ヘッドギアなど防具なし。膝蹴りはあるが、肘打ちや首相撲なし。

 デビュー戦まで残り2週間足らずとなり、高岡は「20代で凄く楽しい世界というか、やりがいのある世界に身を投じさせてもらった。30代、最初は“何とかなるだろう”と思っていたものが33、35(歳)を超えて子供もできて鬱屈(うっくつ)した気持ちも出てきたりした。ご縁があり、信頼できる人たちが周りにいてくれたおかげで、こういう機会を設けてもらった。30代のウズウズした部分をガチャガチャガチャっとまとめて、40代でバーッといいスタートを切れたらいいな」と心境を語った。

 10代でボクシングジムに通ったが、その後は演技で殺陣(たて)がある程度。この試合に向けて約1カ月半、ジムでトレーニングに励んだという。「仕上がりのMAXがどこなのか分かりませんが、できることをやっている。100%でいけるように仕上げたい」と意気込んだ。

 対戦相手のトミーは「この試合は“おいしいな”と思っている。いい試合して有名になりたい。命を懸けて頑張ります」と鼻息が荒い。会見後の写真撮影では高岡の胸ぐらをつかんで気合をアピールする場面もあった。

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2022年5月31日のニュース