金子恵美氏　給付金9億6000万詐取事件で「加担している人も悪い」名義貸した人も批判

金子恵美氏
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　元衆院議員の金子恵美氏（44）が31日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演。親子3人が国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして警視庁に詐欺容疑で逮捕された事件について言及した。

　番組はこの事件について、20年に新型コロナの影響で収入が減った事業主を装い、持続化給付金300万円をだまし取った疑いで元妻、長男、次男の家族3人を逮捕。さらに主犯格とみられる元夫とともにこの家族を中心としたグループが約1780件の虚偽申請をし、9億6000万円以上を詐取したとみられることを紹介した。

　さらに、手口として元夫らはセミナーやSNSで受給資格のない名義人を勧誘。名義を借りて申請手続き代行し、国から100万が給付されると、報酬を名義人から受け取っていたことを取り上げた。

　金子氏は「セミナーをやって勧誘した側ももちろん悪いですけど、受給資格がないと認識していながら、加担している人も本当に悪くって」と名義人も糾弾。「こういう時に火事場泥棒みたいなことをする人がもっとも悪質だと思います」と詐取した家族、名義人双方を厳しく批判した。