金子恵美氏 のどぐろ、銀だら、お米に舌鼓 最強のトリオ 味力のとりこ

[ 2022年5月31日 05:00 ]

脂ののったのどぐろがおいしかったです
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 【金子恵美の見つけた新潟】先週は雨の日が続き、少し肌寒いくらいでしたね。そうかと思えば真夏のような暑さの週末がやってきて、梅雨なのか、はたまた夏なのか、心も体も困惑する今日この頃です。残念だったのは、息子の小学校初めての遠足です。1回目の遠足は残念ながら雨天延期でしたが、2回目の遠足も豪雨のため結局中止となりました。コロナが落ち着き、遠足にも行けるようになって皆楽しみにしていたそうで本当に気の毒でした。ただその日は給食ではなく、自宅からお弁当を持っていくことになっていたので、久しぶりのお弁当を作る夫だけはうれしそうでした(笑い)。お弁当も完食して帰ってきてくれたので、喜びもひとしおだったそうです。

 そんな夫と先日、新宿で夫婦そろってのお仕事がありました。終わってから、おなかがすいたので近くでランチをしようということになり、近くのレストランを検索したところ、出てきました「見つけた!新潟」。新潟県のお店があるではありませんか。私が議員時代によく新潟駅前で新幹線までの時間を調整する時に使っていた「いかの墨」。新潟にいた時はそのおいしさに慣れていたのか気づきませんでしたが、今回行ってみて懐かしさ以上に、新潟の味覚のありがたさを実感しました。

 私はのどぐろのあぶり定食をいただいたのですが、こんがり焼けた表面としっかり脂ののった、のどぐろの刺し身のうまいこと。筆舌に尽くしがたいものでした。夫が食べた佐渡の銀だらもひと口拝借しましたが、身が分厚くプリプリしていて、東京ではなかなかお目にかかれない味。

 さらになんといってもお米です。土鍋で炊いたご飯は、糖質制限をしている夫でもおかわりをしてしまうほどでした。この組み合わせに人は新潟のとりこになり、私は故郷を懐かしむのです。ふとした時に新潟のご飯に出合える喜びを感じています。これからもアンテナをしっかり張って「東京の新潟」を探していきたいと思います。(コメンテーター)

 ◇金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の44歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政、IT行政、郵政を担当した。10年間の議員生活を経て、現在はテレビコメンテーターとしてフジテレビ「めざまし8」「Mr.サンデー」、CBC「ゴゴスマ」、読売テレビ「ウェークアップ」などで活躍中。

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2022年5月31日のニュース