有田哲平 「売れるの確定」「ダントツ」と思った同世代の芸人 もし当時M-1“15年縛り”あったら

[ 2022年5月31日 11:26 ]

「くりぃむしちゅー」の有田哲平
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平(51)が30日放送のTBS「賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~シーズン9」に出演。テレビ出演のきっかけとなった出来事を明かした。

 「特別企画・解体新笑」としてお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」徳井健太と対談。「お笑い」について語り合った。 

 徳井から「M-1が今みたいな15年縛りだったら出てました?」と聞かれると、「そりゃ絶対出てたよ。ないんだもん、当時。なんにもない、売れるきっかけみたいなのが」と答えた。

 当時は「海砂利水魚」として活動していたが「たまたまマネジャーさんが飲み会で出会った、すごく有名なフジテレビのプロデューサーの方がいるんだけど、その方が若手見せに来てよって」とマネジャーが同局に呼ばれたことでテレビ出演のきっかけを得た。「なんの番組でもないんだけど、そのプロデューサーの前で単独ライブみたいに2、3本ネタ見せて。面白いね、いいね、また見せてよって、1カ月後くらいにまた呼ばれて。実はその方は“いいとも”とか“スマスマ”とかやられてるすごい方で。海砂利さんたち、今度いいとも出てみる?って言われて」とトントン拍子に話が進んだという。「いやいやいや、若手番組とかやりながらいいともでしょう?って思いながら」と急展開に驚いたというが、「それでいいともに俺ら、ネプチューン、ココリコ、ロンブーで1週ずつ。オーディション、3カ月くらい」と出演することになった。

 「タモリさんに紹介していただいて、お客さんはキャー!とか言ってるのに、とがってるからスカしてて。あんなに嬉しかったのに…」と、とがり真っ盛りだった自身の若いころを苦笑しつつ「オーディションに勝ったのはココリコだった。それでボキャブラとかに呼ばれて。なんか、たまたまなのよ」と振り返った。

 当時の同世代としては「爆笑問題さんとか出ていった瞬間に出方とか違う。もう、うまいもん。売れるの確定ですよ。俺らの世代ではネプチューンがダントツ。あと、先にいったのがキャイ~ン。ちょっと先輩だけど、一緒のライブ出てて、噂広がって。すごいのがいると。みんながとがり漫才の時代によ?スカしてボケて、スカしてツッコんでっていう中で、あの感じで“天野くーん!”だから。ドカンドカン(ウケて)。イチ抜けだよね。それでボキャブラ始まったら、ネプチューンが一気にいった」と懐かしんだ。

続きを表示

2022年5月31日のニュース