「ちむどんどん」恩人・和彦くん父他界「まさかや…」暢子もネットもショック…10年ぶり再会は下宿も一緒

[ 2022年5月31日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」。青柳史彦(戸次重幸)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5月31日、第37話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第37話は、暢子(黒島)は働き始めて2年になるイタリア料理店「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子)から突然、クビ宣告を受ける。「東洋新聞でボーヤさん(雑用係のアルバイト)をしてきなさい。嫌なら即クビ」。仕事ぶりが評価されれば、フォンターナ復帰となる。慌ただしく用事を頼まれる中、子どもの頃に交流した青柳和彦(宮沢氷魚)と再会を果たす…という展開。

 フロアに現れた和彦が先輩記者の記事について語ると、田良島(山中崇)は「青柳は沖縄に詳しいからなぁ。この春、学芸部に来た青柳和彦。取材で北海道に行っていたから、会うのは初めてだな。で、こちらは比嘉暢子さん。沖縄出身。世話になってるイタリア料理店のオーナーの紹介で、今、アルバイトに来てもらってる」と紹介。2人は「まさかやー、しんけん?和彦くん?」「やっぱり暢子?懐かしいなー」「和彦くんも立派になったね~。でーじ、似合ってる」と10年ぶり再会に驚き、喜んだ。

 そして、横浜・鶴見の下宿先まで一緒。和彦の同僚・恋人の大野愛(飯豊まりえ)も現れ「でも、鶴見に下宿すること、お母様は反対なさったんじゃない?」。和彦は「母は母。僕は僕」。暢子が「あ、そうだ。お父さんは?元気?」と尋ねると、和彦は「亡くなったんだ。東京に帰って、しばらくして病気で」。和彦の父・史彦(戸次重幸)は民俗学者として沖縄に。暢子たち比嘉家を那覇のレストランに連れていき、思い出や故郷の大切さを教えてくれた“恩人”だった。暢子は「まさかや…」とショックを受けた。

 SNS上にも「えっ、青柳先生」「ショックすぎる」「戸次さん、まさかのセリフ死」「和彦くんのお父さん…まさかや」「和彦のお父ちゃんがまさかの退場してたん、結構衝撃だっんだが」などと驚きと悲しみの声が相次いだ。

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