超人気俳優のものまね芸人 ブーム時の当時の最高月収は520万円 謎解きゲームクリエイターに転身の今

[ 2022年5月31日 14:57 ]

ぺよん潤(2011年撮影)
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 ものまね芸人のぺよん潤(47)が30日、フジテレビ「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にVTR出演。“ヨン様ブーム”全盛期の最高月収を明かした。

 番組は芸能人の華麗なる転身を特集。その中で、2004年に放送された韓国ドラマ「冬のソナタ」の主演で大フィーバーを巻き起こした“ヨン様”こと韓国人俳優ペ・ヨンジュンのものまね芸人、ぺよん潤が紹介された。

 ぺよんは“ブーム”について「僕がヨン様の格好をして出ていったら“キャー!”っていう人たちがいたわけですよ。“ヨン様ー!”なんてテンション上がってしまう方とかいて」と回顧。「今までテレビに出ることが目標だったので、“あ…出られちゃった”みたいな。こんなに簡単に出られるんだという感覚が(あった)。その時は確かにちょっと思っていました」とブームの恩恵で、テレビや営業に引っ張りだこだった当時を振り返った。

 当時の最高月収については「一番いい時に520万円でした」とぶっちゃけ。「覚えてます。口座にぶわん!って。2万ちょっとしか入ってなかったところに、520万円入ってきたんで」と苦笑いだった。

 売れない芸人から人気芸人の仲間入りを果たすも、同時に不安も。「ヨン様のその仕事だけで、嫁と娘を食わせていたので、うちの嫁は専業主婦なんですよ。“大丈夫だよね”っていうプレッシャーはいただいてますよね。“大丈夫だよね”って言われたら、“まあ大丈夫”って。何とか大丈夫にしなきゃいけないんで、なんかこう頑張るというか」と、ぺよん。その後、不安は的中。ブームが去り、テレビへの露出がは激減した。

 それでも、ヨン様のそっくりさんであることで「人脈が結構広がりまして。(知り合いの)社長さんが“最近、謎解きっていうのが流行っているらしいんだけど、街コンと謎解きを合わせたイベントをやったら、流行るんじゃないかと思ってんだ”と話していて、“それ、僕作りますよ!”」と二つ返事で名乗りを上げた。「初めて作った作品がすごく評判が良かった。みんなが“おもしろい、おもしろい”って言って、嬉しかったんです」と、謎解きゲームクリエイターとしての転身を成功させた。

 「今までいわゆる、自分の能力で楽しませてなかったというか、ヨン様っていう皮をかぶって勝負していたのが、皮とか関係なしに、自分の作った作品をおもしろいと言ってくれる人たちがいる。“楽しかった”“ありがとうね”って言われて、なんて素晴らしいんだと思った」と充実感を口にした。

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2022年5月31日のニュース