平泉成 45歳で芸名を改名した理由 先輩俳優からのまさかの言葉「そのままの“征”じゃ病気になるぞ」

[ 2022年5月31日 11:54 ]

平泉成
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 俳優の平泉成(77)が30日放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(月曜後11・00)に出演。45歳で芸名を改名した過去について語った。

 平泉は1964年、大映京都第4期ニューフェイスの1人に選ばれ、本名で数本の作品に出演したのち、66年に「平泉征」の芸名で映画「酔いどれ博士」で正式にデビュー。その後、テレビ、映画、舞台とさまざまな作品で活躍し、1984年に現在の芸名「平泉成」に改名した。

 占い師の星ひとみ氏は「柔らかく、みんなが憧れる星周り。もともと平和主義の星が入っているので、争いごととか戦いごとは苦手。ゆっくり着実に階段をのぼる」と人柄を分析。平泉も「ゆっくり着実にってことは、常に思っていることですけどね」とうなずいた。さらに、星氏は「名前がスゴイ良くて」とも。平泉は「(平泉)征七郎っていうのが本名なんですけど、親父が本名を征七郎って付けたのは、昭和19年で、まだ太平洋戦争の最中で、“7つの海を征服する男”になってほしいという意味を込めてらしいんですけど」と由来を明かした。

 現在の「平泉成」について星氏は「漢字が成のほうが強運、健康運が入ってきて強い名前」と指摘。平泉は「基本的には占いを見ていただたことはないんですけど」と前置きしたうえで「昔、“日活”にいた俳優の川地民夫さんから電話がかかってきて、“おい!征、占い見ながら飲んでるんだよ。お前、そのままの“征”じゃ病気になるぞ!”って言われて、それはマズいって思って」と語り、続けて「“1杯、飲みに来い”って言われて、本当にいっぱい飲んじゃったんですけど。“征”をどうすりゃいいの?って言ったら、“成功”の“成”にしなさいって」と改名のきっかけが占いだったことを告白した。

 「俺の名前は“平泉”で、“平な泉”で“征服の征”で“波風立てて”これから仕事をしていくよりも、“平な泉”に“成”のほうが45歳ぐらいだったから、そのほうがいいんじゃないかと思って、そこで変えちゃったんですよ」と明かした。

 その後、元号が昭和から平成に。テレビを見ていた子どもが「お父さん大変!ひらせい、ひらせい」と叫んでいたそうで、「(年号が)平成になったんですよ。うわっ!俺の時代が来たかってその時思ったんですよ」と茶目っ気たっぷりに笑った。

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2022年5月31日のニュース