伊藤歩 デビュー作での忘れられない名監督からの言葉「演技で泣けなかったことがあって…その時に」

[ 2022年5月9日 08:10 ]

伊藤歩
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 女優の伊藤歩(42)が8日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。デビュー作での名監督との出会いを振り返った。

 この日は番組MCの「ハライチ」の澤部佑、俳優の岩城滉一とともに江の島周辺を散策。デビューのきっかけを聞かれた伊藤は「もともと祖父がこういう仕事をしたかったんですけど、岩手の大船渡ってところに住んでいて、その当時は全然、インターネットもないですし、東京に出てくる機会もなくて、そういう夢を持っている中で、孫の私が生まれて、母親とかにオーディションに連れていってもらって、2回目ぐらいのオーディションに受かった感じです。(祖父が)ならせたくて、うちの母親も興味があって…」と明かした。

 12歳で映画「水の旅人-侍KIDS-」(1993年公開)のオーディションに受かり、女優デビュー。レッスンなどもなく、いきなり女優としてのスタートを切った。同作は巨匠、大林宣彦監督の作品で「(大林監督は)お父さんみたいな、本当に大きな方で、心の広い方で、(伊藤が)演技で泣けなかったことがあって。本当に後悔して、でも、その時に言ってくださったのが『心が泣いている姿が見えたから大丈夫だよ!』って言ってくださって」と、巨匠からの忘れられない言葉を明かした。

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2022年5月9日のニュース