ウスビ・サコ氏 金与正氏“核使用辞さず”に「核兵器があるから国際社会が言うことを聞く…デジャブ」

[ 2022年4月6日 11:04 ]

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 前京都精華大学長で、同大全学研究機構長のウスビ・サコ氏が6日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長が、韓国との軍事対決が起きれば核兵器の使用も辞さないと威嚇したことに言及した。

 金与正氏は、核は「戦争初期」に使うことになると警告。主導権を握って長期戦を避け、自国の軍事力を保持するためだと強調した。

 MCの谷原章介が「あらためてウクライナとロシアの紛争もずっとプーチン大統領は核をちらつかせています。核というのは、使う以前に今回の与正氏の発言もそうですけれども“使うぞ”という時点ですごく効力を持つんですね?」と聞くと、サコ氏は「そうですね、核兵器を持っているから国際社会が自分の言うことを聞くというのは、どこかでデジャブの状況だと思うんですよね。本当に核兵器のない世界をどうやって実現していくのかというのは、もはやそういうところを考えないといけないなと思います」と自身の考えを述べた。

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2022年4月6日のニュース