ウスビ・サコ氏 ウクライナ避難民への対応「よく頑張った」も「もう少しできないのかなというのが本音」

[ 2022年4月6日 09:35 ]

フジテレビ社屋
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 前京都精華大学長で、同大全学研究機構長のウスビ・サコ氏が6日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアの侵攻が続くウクライナからの避難民20人が5日に、ポーランドから日本の政府専用機で来日したことに言及した。

 20人の内訳は女性15人、男性5人で、6~66歳。「短期滞在」(90日)の在留資格で入国し、身元引受人がいれば、滞在先に直接移動する。引受人がいない場合は政府が用意したホテルで待機後、地方自治体や企業などの支援を受けて日本に滞在する。自力で渡航手段を確保した避難民は、3日までに404人が入国。政府は自治体や企業と連携して滞在先を確保するほか、生活費や医療費も支給する。定住や長期滞在を希望すれば、職業訓練や日本語研修も実施する方針。

 MCの谷原章介が「サコさんご自身もマリから日本にいらっしゃいました。こうした日本の避難民の受け入れ、どう思われますか?」と聞くと、サコ氏は「今回、避難民という枠で20人受け入れたっていうのは、よく頑張っていただいたかと思うんですが、ただやっぱりちょっと私は人数が少ないんじゃないかなと思うんですよね」と言い、「もう少し頑張って、今、本当に避難を必要とする人は山ほどいて、日本ができることはたくさんあるんじゃないかなと思うんですね。もう一つ、いわゆる身内がいる、いないは関係なく受け入れていくべきだと私は思っているので、もう少しできないのかなっていうのが本音です」と自身の思いを述べた。

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2022年4月6日のニュース