堂本光一「Endless SHOCK」2年ぶり階段落ち解禁、見せ場に余裕の笑み 無観客配信公演収録

[ 2022年4月6日 04:00 ]

ミュージカル「Endless SHOCK」で熱演する堂本光一(中央左)と佐藤勝利(同右)=撮影・郡司 修
Photo By スポニチ

 KinKi Kidsの堂本光一(43)が5日、東京・帝国劇場で主演舞台「Endless SHOCK」の無観客配信公演の収録を行った。2020年3月以来、2年ぶりの階段落ちに挑戦し「すんなり落ちました」と余裕の笑顔。「この痛みだなと久しぶりの感覚になった」と語った。

 「SHOCK」シリーズは00年に初演。22段(高さ4メートル84)の階段から転がり落ちる“階段落ち”は02年から始まり、客席上でのフライングや殺陣と並んで見せ場の一つ。危険も伴う演出だが「楽にして続けることは考えたくない。できる限りはやりたい」と継続してきた。

 しかし20年秋からは新型コロナウイルス感染予防対策を講じ、演出を大幅に変更したスピンオフ「Endless SHOCK―Eternal―」を上演。登場人物の心情を深掘りする内容となっていた。人の密集を避けるためにほぼセットは組んでおらず階段落ちも過去の映像を流していた。

 今公演はSexy Zoneの佐藤勝利(25)ら新キャストが参加することもあり、本編の無観客配信公演の実施を決定。フライングは日程などの都合上過去の映像を使用するが、階段落ちは復活となった。

 期間は空いたが、1646回にわたり続けてきたルーティンだけに「ブランクはなかったです。まだまだ落ちられます!」と自信をのぞかせた。ただ本編全体については「やはりキツイ」とこぼした。

 無観客公演は9日午後7時からジャニーズネットオンラインで配信。翌10日~5月31日には帝劇で「…―Eternal―」が上演される。

 階段落ちは10日からのスピンオフでも新たに盛り込まれる。ほかにも昨年までストップモーションや動きのスピードを落とすことで斬る人数を減らしたり、飛沫(ひまつ)をより防ぐ工夫をした殺陣も本編と同様に行われることとなり「より本編に近い華やかさとなっていると思う」と自信を語る。23年目の「…SHOCK」も体当たりの演技で、観客を魅了していく。

 《セクゾ佐藤勝利「誠心誠意」》佐藤は同シリーズ初出演。主人公のライバル役で「誠心誠意演じたい」と抱負。ジャニーズ入りしてから何度も足を運んだ憧れの作品で「光一くんを(客席から)真正面で見ていたのが、背中を見ることになって感慨深い」と語った。今回は約1カ月の稽古期間で本編とスピンオフの両方を製作。怒濤(どとう)のスケジュールに堂本は「てんやわんや」と苦笑い。佐藤は「ジャニーさんイズムを感じる」とほほ笑んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月6日のニュース