プーチン氏の“計算違い”を専門家が指摘「中立という事で高をくくってた…全く想像していなかったと思う」

[ 2022年3月9日 16:22 ]

東京・汐留の日本テレビ社屋
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 EU・ロシア関係などの外交政策を中心に研究している、筑波大学准教授の東野篤子氏が9日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜1・55)に生出演。ロシア軍のウクライナへの攻撃について言及した。

 フリーアナウンサーの宮根誠司に「プーチン大統領の計算違いって、永世中立国であるスイスが資産凍結したり、スウェーデンとかフィンランドも。いわゆる中立だよっていう国がロシアをどんどん包囲していってるんで、プーチン大統領は余計追い込まれているような気がするんですね」と振られた東野氏は「そうなんですね。そこはプーチン大統領としては想定外だったと思いますね」とコメント。「スウェーデンもフィンランドもほんとにロシアに近いわけで。しかし、中立という事で恐らく高をくくってた部分があるのかもしれないんですけども。まさに、このロシアの侵攻の後に、NATOに入りたいという希望をフィンランドもスウェーデンも高めているんですよね。これは全く想像していなかったと思います」と語った。

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2022年3月9日のニュース