お祭り系アイドルグループFES☆TIVE 5月にワンマンライブ開催

[ 2022年3月9日 17:00 ]

5月8日に東京・豊洲PITでワンマンライブを行う女性アイドルグループのFES☆TIVE
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 女性アイドルグループのFES☆TIVEが、5月8日に東京・豊洲PITで「FES☆TIVE超ワンマンライブ -THE・ULTRA FESTIVE- in 豊洲PIT」を開催。この度、独占取材でその意気込みを表明。また、スポニチが4月から主催する音楽イベント「Lit Japan Live」への思いも語った。

 2013年の結成時からの唯一の初期メンバー青葉ひなり(26)が、並々ならぬ思いで切り出した。「結成から9年。地道に活動を重ねて、ライブ会場も1つずつ大きくしてきて、ついに(収容3000人以上の)豊洲PIT。私たちも、会場にふさわしいパフォーマンスができるように、本番までに磨き上げていきます」。

 「日本を元気に!」とのコンセプトで、派手で色鮮やかな衣装で、ライブで映えるノリの良い楽曲を歌い踊る“お祭り系アイドルユニット”だ。

 土光瑠璃子(22)は、「ファンの皆さんは、ライブ中に私たちの振りを振りコピ(まね)してくれます。特に、全観客がスタンディングで横移動するダンスが名物で、それを豊洲PITでも実現することが、今から楽しみです」と目を輝かせる。

 長い新型コロナウイルス禍でも、SNSやファンクラブといったインターネット上のツールを駆使して、活動に励んできた。

 土光は「皆さんに褒めてもらってきた『声』を、ツイッターの新機能で毎日発信してきました。それに『会わない間にきれいになったね』って褒められたくて、グラビア活動をしたり、体幹トレーニングやダンスレッスンで鍛えていました」と振り返る。
 青葉は「私はコロナ自粛中に、ツイッターで『#アイドル萌え繋ぎリレー』というハッシュダグで萌え動画を発信して、いろんなグループさんに広がっていく企画になりました」と語った。

 南茉莉花(24)は、独自のやり方でコロナ禍のアイドル活動に活路を開いていた。「配信ライブが増えたことで、私に興味の無かったお客さんたちにも、映像で必ず見てもらうチャンスになりました。海外の人にまで見てもらえる。印象を残すために、誰かのツボにハマってもらうためにと、頻繁に髪色を変えるようにしました。金髪、赤色、ピンク、紫などなど。今日は黒髪ですが、昨日は金髪でした」と笑って話す。その他にも、秋葉原のラーメン店「百年本舗」のイメージガールになって、ラーメン愛好家を新しくファンに取り込んだりもしてきた。

 ただ、20年5月加入の八木ひなた(21)と、21年1月加入の高木ゆりあ(24)は、長いコロナ禍のために、まだ会場でファンからのコール(声援)を聞く経験ができていない。

 八木は「まだオミクロン株の収まる気配はないですが、今年こそはコールを聞きたいと思って、毎日パフォーマンス力を上げる努力をしています」と声援を心待ちにしている。高木も「1からスタートだった私は、SHOWROOMでの動画生配信を毎日休まずに続けてきて、もうすぐ1年。また、出身地の大分では、2本のCMにも出演させてもらっていて、地方でも応援してもらえる手応えを感じています。豊洲PITの先では、大分でもライブができるようなりたいです」と意気込みを語る。

 スポニチでは、春からライブイベント「Lit Japan Live」などを開催していく予定。青葉は「いろんなアイドルグループさんと一緒に出演する対バンイベントも、すごく楽しいし、私たちが一番盛り上げるぞって燃えてきます。ぜひ、その際には出演したいです」と心待ちにしている。高木も「プロデューサーが女性と聞いて、個人的なシンパシーを感じています。実は、私もFES☆TIVE加入前の18年と20年に、私がアイドルフェスティバル「TAKAKI IDOL FESTIVAL」を主催したことがあったんです。大変さもやりがいさも両方分かるので、何か私にできることがあったら、お手伝いもしますね」と笑って話す。

 いろんな可能性を秘めたFES☆TIVEの5人は、今年もやる気に満ち溢れている。

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2022年3月9日のニュース