火曜夜枠で“名古屋対決”TBSでCBC制作サンド新番組　真裏は日テレ系中京テレビ制作「オモウマい店」

東京・赤坂のTBS社屋
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　TBSの4月期の改編説明会が9日、オンライン形式で行われ、4月からお笑いコンビ「サンドウィッチマン」がMCを務める「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦　ZOO－1グランプリ」（火曜後7・00）のスタートが発表された。

　動物園の飼育員さんがプレゼン合戦をするこれまでにない動物番組で、系列のCBC制作の単発特番がレギュラー化した形だ。同じ時間帯では「真裏」で、日本テレビが系列の中京テレビ制作「ヒューマングルメンタリー　オモウマい店」を放送しており、全国ネットで「名古屋対決」現象が起きることになった。

　編成部企画編成総括の福田健太郎氏は「CBCさんに作っていただくということで、日テレ系列の中京テレビさんが『オモウマい店』をやっているかと思いますが、CBC対中京テレビみたいな感じにする意図はまったくございませんでした。純粋に企画論として、動物番組を火曜19時に皆さんに見て頂けるのではという思いで編成致しました」と説明。一方で「この番組では『オモかわいい』動物映像を次々と出していきたいと思います」と対抗意識をのぞかせた。

　CBCによるTBSのゴールデン帯レギュラー番組制作は28年ぶり。「CBCさんの制作陣は非常に力を入れておりまして、もともと名古屋にいた制作の方も東京に転勤していただいてまでこの番組にかけていただけるということで非常に期待しております。系列局の方に制作していただくということで、CBCさんに限らず、他の系列局さんの良い企画というものもどんどん試していきたい。系列を挙げてコンテンツ力のアップをしていきたいと考えている。CBCさんに限らず、いろんな局さんの力をお借りしてコンテンツを作っていきたい」と述べた。

　また、サンドウィッチマンの起用について「見ていてハラハラしない。あえていうと、おじさんたち2人がなかいいのを見ているとハラハラドキドキというよりは、ほんわかできる。そして面白いというのがサンドさんの魅力なのかなと思っております」と話した。