千原ジュニア 3800円の蕎麦の苦い思い出「作務衣を来て、白髪でオールバックの大将が…」

[ 2022年3月9日 11:04 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(47)が、8日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」(火曜深夜0・54)に出演。若かりし頃の思い出の蕎麦について語った。

 それは20代前半のこと。3年ほど住んでいた大阪・宗右衛門町に、行ったことがないものの、ずっと気になる蕎麦屋があったという。真っ黒な杉の壁。分厚いひのきに達筆で「そば」と書かれた看板。営業日が決まっていないのか、たまにしかかかっていないのれん。ジュニアは吉本から東京進出を言い渡された直後だったそうで、「もう東京進出が決まったし、あの蕎麦、オーラがあり過ぎて、敷居が高すぎて入れなかったけど、もう東京行くねんから、きょう行くぞと。財布に多めに入れて。どんなもんか分からんけど、言うたって蕎麦や、何とかなるやろ」と、意気込んで店に向かったという。

 のれんをくぐると、店内はL字のカウンターに7席のみ。厨房には誰もいなかったが、すぐに「下駄で、作務衣を来て、白髪でオールバックの大将が『蕎麦しかないよ』と言いながら降りてきた」と明かす。「(メニューは)何とか蕎麦、何とか蕎麦って書かれてるけど、達筆過ぎて読めない。値段だけ見える。3800円、3600円、2800円、2600円…。それは3800円、あしたから東京行くねんからいくぞと。『この3800円、ください』って」。3年間、待ちに待った蕎麦。高まる期待。ジュニアは「ちょっと持ち手が普通の割り箸よりも太くなってる箸で…」と回想。その上で、念願の一口目を食べた時の感想について「めっちゃ伸びててん…」と苦笑いを浮かべ、聞き手のケンドーコバヤシを笑わせた。

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2022年3月9日のニュース