濱口優 若手時代の成功が「めちゃイケ」では大失敗 「本番すっ飛んで。岡村に早く、早くって」

[ 2022年3月9日 15:32 ]

よゐこ濱口優
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「よゐこ」の濱口優(50)が、8日深夜放送のMBSラジオ「イマドキッ ドゥフドゥフ90分」(火曜前1・00)に出演。人気番組「めちゃイケ」での失敗談を明かした。

 この日の番組では「後悔した仕事」などをテーマにトークを展開。濱口は若手時代に「クイズ番組にレギュラーで出してもらっていたけど『正解』も『ボケ』もできなかった」と過去の悩みを明かし、どうしていいか分からない状態だった。その要因が台本だったという。

 「毎回、台本を見てから行っていた」と予習をして臨むが、クイズ番組の台本は「一応あるんやけど、饒舌な司会者はその通り、しゃべらへん。その時の司会者が上岡龍太郎さん」。待てど暮らせど、台本通りの“フリ”は来ない。それでも濱口は台本で勉強してトークのうまい返しを練習をしていたが「毎回、頭の中で組み立てていっていたんだけど、それが来ないので“アワアワ”となって落ち込んでいく」という日々の繰り返しだった。

 そこで、ある日「台本は見いひん。もう、どうなってもええ」と相方の有野晋哉に宣言して臨んだところ「今までで一番よかった」と成功。それ以来、台本は見ないスタイルに変更した。

 だが、台本を見ないことでの失敗もあり「台本が嫌いになった」との時期も。特に「めちゃイケ」では失敗が相次いだ。「めちゃイケは、コントなのよ。俺の一言がないと次に展開せえへんの。リハの時は台本見ているからしゃべれるねんけど、忘れちゃうから本番はすっ飛んでんの」。無言の濱口に対して、周囲からは突き刺さる視線。すると「岡村くんが“お前のセリフ”。早く、早くって。そういうこと、よくあった」と小声で助言してくれたそうで、濱口は苦笑いで振り返っていた。

続きを表示

2022年3月9日のニュース