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藤井竜王 今年度の勝率8割切る 朝日杯将棋オープン戦4強逃す

[ 2022年1月17日 05:30 ]

本戦2回戦で、永瀬拓矢王座(手前)に敗れた藤井聡太竜王
Photo By 代表撮影

 藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=が16日、名古屋市で朝日杯将棋オープン戦に臨み、1回戦は勝ったが2回戦で敗れた。5度目の出場で過去3度優勝と相性がいい朝日杯。地元開催の1、2回戦は過去全勝だったが連勝は9でストップ。今年度の成績も47勝12敗になり、勝率.797と8割を切った。

 「結果は残念。内容を振り返って次につなげたい」。1回戦は船江恒平六段(34)に95手で勝ったが、2回戦は研究パートナーでもある永瀬拓矢王座(29)に109手で敗れた。後手番で雁木(がんぎ)へ進み、24手目に角を1段目へ引く新構想。解説の行方尚史九段(48)を「藤井ディープラーニングの成果ですか」と驚かせたが終局後、「中盤、歩を突いた後、攻め込まれたのが判断ミス」と反省した。

 永瀬には昨年11月、スポニチ主催・第71期ALSOK杯王将戦の挑戦者決定リーグに続く連敗となった。公開対局で地元ファンの熱視線も浴び、「多くの方に来てもらえたので来年もやってもらえたら」。自らオチもつけて地元ファンを和ませた。

 藤井は渡辺明王将(37)=名人、棋王含む3冠=に挑む7番勝負第1局に先勝し、22、23日、大阪府高槻市「山水館」で第2局を迎える。「少しでも内容を良くして頑張りたい」。足元を見つめ直し、後手番でのブレークを狙う。 (筒崎 嘉一)

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