上沼恵美子 「おしゃべりクッキング」最終収録を前に心境「よくぞ27年も使っていただいた」

[ 2022年1月17日 13:26 ]

上沼恵美子
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 タレント上沼恵美子(66)が17日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演し、放送を終了するテレビ朝日系料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」の最後の収録を前に思いを語った。

 95年4月に始まった同番組は今年3月で、27年の放送に幕を閉じる。上沼は19日に、最後の収録に臨むことを明かした。テレビからネットへと時代の移り変わりに実感を口にしつつ、「タレントもね、様変わりというかね。バトンタッチせないかんのですよ」とコメント。「私も明後日、『-おしゃべりクッキング』、27年に幕を閉じるんですけど、収録に行くんです。最終の収録なんです、明後日。早いでしょう?3月いっぱいまで放送あるんですけど、泣かないかんなと思ってます。泣けてきます」と心境を口にした。

 数々の長寿番組に出演してきた上沼も、放送終了の時にはいまだに喪失感を伴うという。「この年になって、番組に何べんも出合って、始まり、終わり、何回もやってきてるんですけどね。慣れないですね」。27年続いた「-おしゃべりクッキング」についても「ありがたくて手を合わせたい」と話しつつも、「収録の日がなくなるわけですから、27年続けてきて、隔週で行ってたんですけど、そうなると心にポンと穴が空く。それを埋めればいけないなと思って、YouTubeを始めさせていただいたというのもちょっとある」と明かした。

 95年は阪神・淡路大震災が発生した年で、この日はちょうど震災から27年の節目だった。「39歳の時よ。阪神淡路大震災の時ね。39歳だった。それから躍進劇が始まるわけです、私の。そこから頑張るわけです」。震災復興への思いが、自身の活力になったことを打ち明けた。さらに、「頑張れたっていうのは、昭和の時代、平成、そのへんで活躍させていただいたということで、ありがたいなと思っております。バトンタッチするのは全然、何ともないし、よくぞ27年も使っていただいたなと思って、本当に感謝よ」と率直な思いを口にした。

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2022年1月17日のニュース