藤竜也 「趣味は妻」80歳の結婚生活 手つなぎで外出、寝る前に握手、食事は「作らしてくれよって」

[ 2022年1月17日 18:00 ]

藤竜也
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 俳優の藤竜也(80)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。現在の結婚生活について語った。

 藤は1962年に日活映画でデビューして60年。1968年には当時日活の看板女優だった6歳年上の芦川いづみさんと結婚し、54年となる。司会の黒柳から「今は趣味は妻、というふうにおっしゃるそうですけれども、出かけるときは手をつないで出かけるって」と聞かれると、藤は「それはそうです。足元はお互いに補強し合わないとね。人という字ですよ。もう助け合ってねいかないとダメでね」と照れたように話した。

 黒柳から「でも、お休みになるに握手を」と振られると、「しますね」と藤。「若いときみたいにねハグしたりとか、それはちょっとやりにくいですよね。するとやっぱり1日に1回ぐらいはそのくらい触らせてもらった方が。翌日もちゃんと会えればいいけどね。そういうことを思うとね」と思いを明かした。

 黒柳がさらに近隣の人からは亭主関白だと思われていると尋ねると、藤は「そういうつもりはないんだけど、人相がどうしても古いタイプのね、昭和の頑固な親父みたいに見えるんじゃないでしょうか」と苦笑い。町内の活動に参加するのも好きだと問われると、「オフィシャルなものじゃなくって、町内に住んでる仲間たちですね。随分旅もしますし、しょっちゅう遊んでるんですがね。コロナが始まってから、みんな控えてるんですね」と語った。

 夫人も一緒なのかと聞かれると、「旅は男同士が多いですかね。普段のバーベキューだ、食事だって言うのは夫婦単位で」と藤。「外食もコロナが始まってからほとんどいかないから、メシを作ることをね。コロナが始まってから。家内に60年ぐらいメシ作ってもらったから、もういいじゃないかっていう気になりましてね。『俺に作らしてくれよ』みたいに言って。今は楽しいですね」と笑顔を見せた。

 料理のこだわりについては「気取った料理っていうことじゃなくて、メシを作るのが好きなんですね。おいしく食べてもらいたいっていうのと、あとは食材を無駄にしたくない。こないだも鍋やったんですよ。鍋っておいしいだしが出るじゃないですか。捨てるのはもったいなくて、翌日のみそ汁のベースにするんですけど」と力説。藤の料理について夫人は何と言っているかとの問いには「『うまい』って言ってくれたら嬉しいですね。『おいしい』って言ってくれるとほっとしますね」と目を細めた。「でも料理を(役で)いろんなところで教わって、片づけることも好きになりましたし、あと汚さないで、何事もなかったように戻すこともまた楽しいです」と声を弾ませた。
 

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2022年1月17日のニュース