松本人志 北京五輪外交的ボイコット 日本の政府方針に「いっつもこういう時に日本ってモタモタ…」

[ 2021年12月12日 12:04 ]

ダウンタウンの松本人志
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(58)が12日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。北京五輪への外交的ボイコットが相次いでいることについて言及した。

 来年2~3月の北京冬季五輪・パラリンピックで、米国に続きオーストラリア、英国、カナダが中国の人権問題への懸念を理由に閣僚などを出席させない「外交ボイコット」の方針を打ち出している。

 カナダ政府は先進7カ国(G7)外相会合で同調を呼び掛けるとする一方、習近平指導部は米国への対抗措置を検討。開幕まで2カ月を切った五輪を巡り、人権問題を焦点にした米国などと中国の対立が鮮明化した。米下院は、少数民族、ウイグル族への人権侵害が指摘される新疆ウイグル自治区からの物品輸入を原則禁止する法案を可決。中国最高指導部の元メンバーに性的関係を迫られたと暴露したテニス選手、彭帥さんの問題では、中国や国際オリンピック委員会(IOC)の対応を批判する決議案も可決している。日本政府は、岸田文雄首相が9日「適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案し、国益に照らして自ら判断したい」と述べるにとどめた。

 周辺国の出方をうかがうような日本の方針に、松本は「いずれにしても早く動けよって。いっつもこういう時に日本はモタモタ、右往左往してるのがなんかすごく恥ずかしいっていうのが。海外からなめられてる感じがする」と苦言を呈した。

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