石破茂氏　賛否両論の太田光選挙特番に「あれは太田さんの芸風だからね」　かつては共演番組で舌戦展開

　自民党の石破茂元幹事長（64）が12日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」（日曜正午）に生出演し、10月にTBS系で放送された衆院選特番「選挙の日2021　太田光と問う！私たちのミライ」での「爆笑問題」太田光（56）の振る舞いについてコメントした。

　同番組では、スペシャルMCを務めた太田が、自民党の甘利明前幹事長に「ご愁傷様でした」、二階俊博元幹事長にも「いつまで政治家続けるつもりですか？」などといったコメントを連発。二階氏が「失礼だ」と不快感をあらわにするなど、視聴者からも賛否両論が起こった。

　太田の振る舞いについて感想を聞かれた石破氏は「あれは太田さんの芸風だからね」とあっさり。MCの千原ジュニア（47）は「寛容やな～」と驚いた。

　石破氏は、太田がMCを務め、10年まで放送された日本テレビ系「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」でも太田と共演。バチバチと持論を交わし合う間柄だった。「太田さんとは汐留にある某テレビ局（日本テレビ）で、『総理太田、秘書田中－』みたいな、あの番組で、ずっと天敵として過ごしてきたの。太田さんと私は怒鳴り合いになった。あれが太田さんのスタイルであるから、よく知っている」と話した。

　石破氏は「選挙の日2021－」に中継で生出演したが、当時の“免疫”があったため不快に思うことはなかったという。「だから某赤坂のテレビ局（TBS）に出たわけで、特番で。私は別にいらっとしなかった。『またやってるな』と」と話していた。