安藤和津 奥田瑛二と結婚した理由 「おなかいっぱい毎日ご飯食べさせてあげなきゃって」

[ 2021年12月12日 12:27 ]

安藤和津
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 エッセイストでタレントの安藤和津(73)が12日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。俳優で映画監督の夫・奥田瑛二(71)と結婚した理由を明かした。

 和津は娘で映画監督の安藤桃子氏(39)、女優の安藤サクラ(35)とトークを展開。奥田との結婚がスピード婚で、どうして結婚したのかと聞かれると、「お父さんって、何とかしてあげなきゃいけないって感じしない?」と逆に質問。「最初は好きとかそういう気持ちはなかったの」と語った。

 出会った当時の奥田については「皆が入って来た瞬間に、はって見るくらい、人目を引くような青年だったの」と和津。続けて「私のそれまで周りにいたのは、何でもしますというおぼっちゃましかいなかった。お金持ちの。そしたら1人だけTシャツにスニーカーの男の子が入って来ました。そしたらその男の子が間借りしていた家を追い出され、ボストンバッグ一個で公園で寝泊まりしていて、3日間ご飯も食べてないような人でした」と説明した。

 そして初めて一緒にお好み焼き店に行った際に「口を開けたとたんに3日間食べてなかったもんだから、お好み焼きの匂いでよだれが口の中にいっぱいたまって、一本線のよだれが垂れたのを見た瞬間、ああ、おなかいっぱい毎日ご飯食べさせてあげなきゃって本当に思ったの」と振り返った。

 「まず最初に私の性格から言うと責任感。食べさせてあげなきゃ、何とかしなきゃって言う気持ちになったら、ずっとかわいい。濡れそぼったような小犬のような目をしてゴロゴロゴロゴロでしょう」と愛おしい気持ちになったと語った。だが「そうやって、どうする?みたいな感じでいたのに、結婚式を挙げた瞬間、『オイ、お前』になったの。本当に見事に。結婚式の翌日からこんなに(偉そうに)なっちゃったの」と奥田が亭主関白に変ぼうを遂げたとした。

 サクラは「それはそういう人なんじゃなくて、思い描いていた夫像みたいなものがあったんだろうね」とし、和津は「そう。あなたたちにとってもカミナリ親父をやりたかったの」と分析した。 

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2021年12月12日のニュース