「球王」は誰の手に?プロ野球最強将棋王決定戦第1局は楽天・西口が西武・山川に勝利　

プロ野球最強将棋王決定戦の第1局で対戦した楽天・西口（左）と西武・山川
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　トーナメント戦でプロ野球選手の将棋王を決める「第2回プロ野球最強将棋王決定戦」（スポーツニッポン新聞社、ドワンゴ主催）は12日、ライブ配信サービスのニコニコ生放送で「プロ野球×将棋特番」と題して配信中。

　前半は「球王決定戦」を開催。第1局は楽天・西口直人投手（25）と西武・山川穂高内野手（29）の顔合わせとなり、西口が勝利を収めた。今年が初出場の西口は、ロッテ・安田尚憲内野手（22）との準決勝に駒を進めた。

　進行は「四間飛車しかできない」という山川に、西口は「原始棒銀」で臨んだ。序盤は山川が積極的に攻めたが、中盤からは西口が優位に進め、粘る山川を退けた。

　解説の渡辺明王将（名人、棋王との3冠）は「この2人はそこそこやりますね。本格的な将棋」と感心。聞き手を務めた中日・平田良介外野手（33）は「レベルが高いですね」と警戒感を強めた。

　渡辺王将はヤクルト、戸辺七段はDeNA、室谷女流三段は阪神の応援ユニホーム姿で出演している。

　第2局は巨人・丸佳浩外野手（32）とDeNA・嶺井博希捕手（30）による対局となる。