プロ野球最強将棋王決定戦第2局は嶺井が66手で丸に勝利 戸辺誠七段うなる「素晴らしい攻防」

[ 2021年12月12日 18:04 ]

プロ野球最強将棋王決定戦の第2局で対戦した巨人・丸(左)とDeNA・嶺井
Photo By スポニチ

 トーナメント戦でプロ野球選手の将棋王を決める「第2回プロ野球最強将棋王決定戦」(スポーツニッポン新聞社、ドワンゴ主催)は12日、ライブ配信サービスのニコニコ生放送で「プロ野球×将棋特番」と題して配信中。

 前半は「球王決定戦」を開催。第2局は巨人・丸佳浩外野手(32)と初出場のDeNA・嶺井博希捕手(30)が対戦し、嶺井が丸を66手で退けた。

 嶺井は右四間飛車で、2年連続出場の丸は四間飛車から三間飛車。解説の戸辺誠七段(35)は「素晴らしい攻防」とうなったように、丸が積極的に攻め、嶺井がしっかりと受ける展開となった。

 勝負はあっけなく終わった。丸は嶺井の桂馬の王手に気付かずに飛車を動かして終了。勝ちが転がり込んできた嶺井は「耐えれば何とかなると思った」と振り返った。痛恨の黒星の丸は「攻めばかり考えていて自分の王を見ていなかった。エラーです」と苦笑いした。

 渡辺明王将(はヤクルト、戸辺七段はDeNA、室谷由紀女流三段(28)は阪神の応援ユニホーム姿で出演している。
 第3局はロッテ・安田尚憲(22)と楽天・西口直人投手(25)の対局となる。

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月12日のニュース