机に札束バン!鈴木英敬衆院議員 文通費の支給方法に違和感「昭和?サザエさんの世界やな」

[ 2021年11月25日 20:38 ]

鈴木英敬氏(2016年撮影)
Photo By スポニチ

 前三重県知事で自民党の鈴木英敬衆院議員(47)が25日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に生出演し、国会議員に月100万円が支給される文書通信交通滞在費(文通費)についてコメントした。

 10月31日に投開票された衆院選で当選した新人、元職の議員が、在任1日にもかかわらず満額の100万円が文通費として支給されていたことが問題視され、政府が制度改正を進める方針を示した。

 文通費は歳費と一緒に、初登院の際に現金で渡されたという。鈴木氏は「ビックリしましたね。昭和?サザエさんの世界やなと。机の上にバンと置いてあって」と振り返った。さらに、「現金が置いてあったのを見ると、これを新人(の人数)分、この仕事をやる人がいるんだと思うと、働き方改革ってどっか行ってるなと。小銭100円とか10円とか入ってるわけですよ?これはマネジメント大変やなと。これ何とか効率化でけへんのかなと思いましたよね」と、非効率な支給方法に驚きを口をした。なお、今回の現金支給は新人議員の口座の登録が間に合わなかったためで、通常は振り込みという。

 たった1日で100万円という非常識な支給額。三重県知事時代には文通費に該当するものはなかったそうで、「さすがにもらって、おかしいなと思って三重県の自民党の新人3人で『これ、寄付するか』と話し合ってて」と告白した。党内の新人議員の意見をまとめていたところ、茂木敏充幹事長から「新人返納」の号令が来たというが、「違和感は相当ありますよね」と口にした。

続きを表示

2021年11月25日のニュース