吉沢亮 早くも“青天ロス”…「何かしよう」とPC買うもまだ設定の段階

[ 2021年11月15日 05:30 ]

「いよいよ舞台は飛鳥山へ! 青天トークショー in 北区」に出席した吉沢亮
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 NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)に主演中の俳優吉沢亮(27)が14日、東京都北区の赤羽会館でトークショーを行った。主人公の渋沢栄一が同区の飛鳥山邸で晩年を過ごしたことにちなんだイベント。吉沢は昨年7月末からの撮影を、8日に終えたばかり。早くも“青天ロス”の思いをのぞかせた。

 クランクアップから6日。吉沢は「まだ実感はない」と語り、「何も考えないでいいという状況が凄く気持ち悪い。どうしていいか分からない」と正直な思いを明かした。「何かしよう」とノートパソコンを買ったものの、「まだ設定の段階で戸惑ってます」と苦笑。撮影のない毎日にまだ慣れない様子だ。

 日本資本主義の父・渋沢栄一として生きた1年4カ月。13歳から91歳まで演じる中で、意識したのはエネルギッシュさ。「年の取り方を意識しすぎて、エネルギーを落としたくなかった」。役が60歳になる前まで、筋トレをしてスタジオに通う毎日だった。

 終了後の会見では「本当に寂しくなるのは届けるものがストップしてからだと思う」と語り、本格的な“青天ロス”は来月26日の最終話の放送を終えてからになりそう。「気持ちはまだスタジオに行ってる」と笑顔で語り、その言葉に名残惜しさが込められていた。

 大河の主演で得た物は「役者としての基礎体力」と胸を張った。「スケジュールがタイトな中でセリフ量は膨大。クオリティーの高さも求められる。声の出し方、セリフの詰め方、凄い考えさせられました」と振り返った。渋沢のようにエネルギッシュに過ごした1年4カ月は、俳優人生の大きな糧になる。

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2021年11月15日のニュース