橋下徹氏 米中外相の台湾巡る応酬に「台湾に武力侵攻があった時に日本は関与するのかどうなのかって」

[ 2021年11月15日 10:54 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。米国と中国の外相による台湾を巡る応酬について言及した。

 ブリンケン米国務長官は米東部時間12日の米中外相電話会談で王毅国務委員兼外相に対し、中国が台湾に軍事、経済、外交的な圧力をかけていると懸念を表明。中国外務省によると、王氏は台湾を巡る米側の動きをけん制し、応酬となった。

 橋下氏は「中国は必ず台湾統一をやりますからね。それは武力を使うのか使わないのか、ハイブリッドでやるのか、必ず統一やるんですよ」と持論を述べた。そして、「その時に武力侵攻があった時に日本が紛争地になることは間違いなくて一番は沖縄ですよ。米軍基地があるから。日本の政治家はあいまい作戦でこれをやるやらない、武力紛争に介入するかどうかっていうのは言ってしまうと相手方にばれてしまうので政治家は言わないんですけど国民側の方がちょっと重いしんどい話ではあるんですけれど、朝のこういう番組でも台湾に武力侵攻があった時に日本は関与するのかどうなのかってことは国民サイドの方で覚悟の議論をしておかないとだめですよね。必ずありますから」と自身の考えを述べた。

 谷原章介(49)が「それを国会できちんと議論を深めておいてほしいということですか?」と聞くと、「本当はそうしてほしいんですけど、みんなやらないんですよね」と返していた。

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2021年11月15日のニュース