大越健介氏 野球でつながった家族 3人の息子たちは「叱ってくれる。絶対調子乗っちゃダメだぞって」

[ 2021年11月15日 16:12 ]

大越健介氏
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 テレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)でメインキャスターを務める大越健介氏(60)が15日放送の同局「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。野球でつながった家族の絆を明かした。

 24歳で結婚した妻との間に3人の息子が生まれ、全員大越氏と同じく野球に打ち込んだ。

 「子供たちが野球やる時はできるだけ付き合って、キャッチボールしたり。僕にできるのはそれくらいだった。それが僕なりの子育てでしたね」としみじみ。「子供たちが入っているチームの練習には、行ける日は必ず行ってましたね。球拾いしたり、バッティングピッチャーしたり。それが楽しくて。3人とも野球でつながったので。野球で育てられたというか、僕自身もそうでしたし。それを一生懸命、妻が支えてくれて今があるという感じです」と振り返った。

 長男の遼介さんは日大三で甲子園に出場。「途中からアメリカに赴任することになってしまったので、行ったばかりで甲子園出ることになりまして。いきなりごそっと夏休みをいただきまして。ワシントン支局には僕の代わりはいっぱいいるけれど、息子にとっての父親は僕しかいないので、ここは申し訳ないけれど、ということで」と応援に駆け付けた。自身も目指した聖地のマウンドに立つ息子の姿に「ウチの代表選手として頑張ってくれと。息子が夢を叶えてくれたのは何にも増してうれしいことでした」と目を細めた。

 そんな家族から贈られた宝物を大事に持っている。「少年野球にコーチ行ってる時、自分が大学時代のグラブを使っていたんですけど、それをなくしちゃったんですよ。それを僕が残念だなって言ってたのを長男が覚えていて。長男が甲子園行って、高校卒業する時に家族に声かけて。『親父、グラブ新調して作ったよ』ってプレゼントしてくれたんです」。親指部分に大学時代の背番号「16」と「大越」が刺しゅうされ、手を入れるところに家族全員の名前が入っている特注のグラブだ。

 「宝物にしています。息子たちも30代になりまして、今は叱ってくれる。『親父はNHKから報道ステーションのキャスターになって、けっこう派手な人生送ってるけど、絶対調子乗っちゃダメだぞ。親父が調子乗った言動したら、俺たちが怒るからな』って言ってくれるんです。ありがたいことです」と頼もしい息子たちに目を細めた。

 グラブを見ると、「初心に帰るというか、自分を支えてくれる人がいるから今があるのであって。決して、自分を勘違いしちゃいけないと…いいこと言いすぎちゃいましたかね」と照れ笑いを浮かべた。

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2021年11月15日のニュース