「ドクターX」“原守”鈴木浩介 待望の2年ぶり復活「鳥肌」米倉涼子「やみつきになる特殊なスパイス」

[ 2021年11月15日 06:30 ]

18日放送の「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6話で今シリーズ初登場を果たす鈴木浩介(前列左)(C)テレビ朝日
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 俳優の鈴木浩介(46)がテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)第1シリーズから好演してきた外科医・原守が、今月18日放送の第7シリーズ第6話で2年ぶりに復活することが明らかになった。今シリーズは待てど暮せど姿が見えず、第4話(11月4日)で盟友・加地秀樹(勝村政信)も「原、帰ってこないかなぁ」と漏らし、ファンの間でも日に日に待望論が高まっていた人気キャラクター。鈴木は「僕も早く帰ってきたかったです!米倉さんの(名台詞)『私、失敗しないので』を2年ぶりに聞けて、鳥肌が立ちました!」と興奮気味。主演の米倉涼子(46)も「やみつきになる特殊なスパイスが浩介くんのお芝居にはあるんですよ!」と鈴木の魅力を再認識し、絶賛した。

 誕生から10年目を迎えた同局の看板医療ドラマ。100年に一度のパンデミックの中、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に“絶対に失敗しない女”大門未知子(米倉)の活躍を描く。

 鈴木演じる原は、未知子とは帝都医大時代からの同僚。しかし、未知子は原のことを覚えておらず「(幼なじみのケーキ屋の)キンちゃん」と間違って呼ばれることも。上の人間に頭が上がらない半面、患者の心に寄り添う医療がモットーの温かい男。

 前回の第6シリーズ(2019年10月期)ラストで東帝大学病院をクビになった後、未知子よろしく“一匹狼のフリーランス外科医”に転身。ここ1年は中国で医療に従事した。今回、中国一のITグループ会長を父に持つ9歳の御曹司・王弥六(吉田隼)が小児肝腫瘍の手術を受けるため来日し、東帝大学病院に入院。そして、原は神原晶(岸部一徳)にスカウトされ、未知子と同じ「神原名医紹介所」所属に。晶が弥六と原を東帝大学病院に斡旋した。

 原は再登場のそばから“御意仲間”だった加地にも冷たい態度を取り「これからはフリーランスの時代」と豪語。彼は本当に豹変したのか…!?

 2年ぶりの共演に、米倉は「浩介くんとは闇も含め(笑)、いろんな心模様を共有できるので、すごく支えてもらっているし、安心できる存在」と絶大な信頼感。「今回あらためてご一緒して気づいたんですけど、私は浩介くんの言葉の切り方やアクセントの置き方が好きなんです。『原先生がいないと、こうはならないな!』という、まるでクミンのようにクセが強いけど、やみつきになる特殊なスパイスが浩介くんのお芝居にはあるんですよ!勝村さんが劇中で発した『原、帰ってこないかなぁ』という言葉には、俳優としての気持ちも含まれていたんだろうな、と実感しました」と心躍る再会となった。

 ▼鈴木浩介コメント

 原守はこの10年、常に新鮮な気持ちで楽しく演じてきたキャラクター。第4話で勝村(政信)さんが「原、帰ってこないかなぁ」と言ってくれて、すごくありがたかったです。僕も早く帰ってきたかったです!正直なところ、「ドクターX」の現場は2年ぶりなので、最初はペースがつかめず、演じながら迷うこともあったのですが、加地先生たちと居酒屋のシーンを撮影した時に「あ、こんな感じだったな」と。皆さんと10年かけて作ってきた空気感の中で、原を演じる時の感覚が戻ってきました。今回も皆さんのご期待に添えるよう、加地先生ともキャッキャやっています(笑)。そして…何と言っても、米倉(涼子)さんの「私、失敗しないので」を2年ぶりに聞けて、鳥肌が立ちました!

 今回は原がどんな形で戻ってくるのか、僕自身も楽しみにしていました。大門先生と晶さんの“親子のような師弟関係”は僕の琴線に触れるようで、2人のシーンを見るたび泣いちゃうのですが、まさか原も2人がいる「名医紹介所」に所属することになるとは…!想像を遥かに超えていました。

 原が本当に変わってしまったのかどうか、判断は視聴者の皆さんに委ねたいと思いますが、実を言うと僕自身は全く原の進化を求めていません(笑)。今回も“患者の心に寄り添う姿勢”を一途に守りながら、演じたいです。また今シリーズの第1話で、1人でオペをする大門先生を見て、とても切なくなったので、これからも原先生なりの距離感で大門先生に寄り添っていこう、と思います。そして、今シリーズではまだ会えていない海老名先生(遠藤憲一)とも是非再会したい!加地先生と3人で、また居酒屋かどこかでわいわいやりたいです(笑)。

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2021年11月15日のニュース